AIX実例 / メディア・コンテンツ
海外向けメディアを、AI生成と知識基盤つきでゼロから立ち上げた
AI記事生成・知識基盤・会員・音声版・管理画面を備えたメディアを数か月で本番稼働。生成は検証済み知識の再構成に限定。
課題
海外の読者に向けた新しいメディアを立ち上げたい。編集チームは海外在住の少人数で、記事を量産するにはAIが要ります。一方で、専門性が売りの分野でAIに創作させると、誤りがそのまま媒体の信頼を落とします。また、記事だけで終わらせず、会員機能や音声版、記事とは構造の違うコンテンツ種別まで、メディアとして育てていく構想がありました。
取り組み
- 記事の生成・編集・公開と分析を扱う管理画面を含むメディア基盤をゼロから構築し、本番稼働
- 生成の裏に、公的データや一次情報から組み上げた知識基盤を置き、AIの役割を「自由創作」ではなく検証済み知識の再構成に限定
- 安全性に関わる項目は外部の公的データと自動照合し、最後は人の検収を通す流れに
- 会員機能、音声版、記事とは構造の異なるコンテンツ種別を、同じ知識基盤の上に段階的に追加
- 機能を段階的に足していけるよう、追加のたびに範囲と見積を書面で揃える進め方に。海外在住の編集責任者とも、翻訳を前提とした連絡の作法を決めて円滑に
- 構成図、データベース設計、状態遷移、API一覧をソースコードから実測して文書化し、引き継ぎに備えた
結果
| 項目 | 結果 |
|---|---|
| 稼働 | 本番稼働中。記事生成から公開、分析までを管理画面で運用 |
| 規模 | データベース数十テーブル、API 約200本、知識基盤 千数百件のノード |
| 機能 | AI記事生成、知識基盤、会員、音声版、複数のコンテンツ種別 |
この案件から言えること
AIに創作させない線を、最初に引く。 「検証済みのデータ」と「AIによる文章化」を分けておくと、機能が増えても品質の担保のしかたが変わりません。多機能なメディアを短期間で立ち上げられたのは、この分離を先に決めたからです。