AIX実例 / 製造業

デザイン部門の発想支援で、AI生成画像の「使える割合」を数倍にした

デザイナーが候補と認める割合を数倍に。千枚規模の生成から採用候補を複数選出。

業種
製造業
規模
大手メーカー
期間
数か月
領域
AI開発

課題

デザイナーは、発想の起点として抽象的なイメージを探しています。生成AIで候補を作る試みはありましたが、出てくる画像が似通っていて「使える」ものがごく一部でした。発想の起点に求められるのは正確さではなく多様性です。

取り組み

  • 画像生成モデルを自社の画像で学習させる方式は、出力が学習データに寄って多様性が下がるため採用しなかった
  • 複数のAIに参照画像を解釈させたうえで、生成条件を制御する方式を採用
  • 生成条件を保存して再現可能にし、デザイナーの評価を蓄積する仕組みを用意
  • 評価指標は技術側で作らず、デザイナーの「使える」を唯一の指標に

結果

項目 導入前 導入後
デザイナーが候補と認める割合 ごく一部 数倍に向上
生成枚数 千枚規模

この案件から言えること

モデルの学習は出力を学習データへ寄せる手段です。 多様性そのものが価値である題材では逆効果になります。何を「良い」とするかが明文化できない領域では、モデルを鍛えるより、解釈と組み合わせの設計のほうが効きました。

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